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病院の日

今日はアクセルの通院の日でした。病院の日_c0136296_016665.jpg
アクセルは来月5日で15才になる黒のラブラドールです。

アクセルの通院歴は14年になる。1才の頃 耳を気にするため近くのS病院に行く。
ラブラドールのような耳の垂れている犬種は耳の病気が多いとのことで1日2回の白い錠剤を処方された。1日5~6粒は飲ませていた。最初は治まっていた症状が痒さが増大して赤く腫れた。先生にこんなに飲ませていいのでしょうか?と聞いたら 体重で処方しているので大丈夫と言われたのですがステロイド剤でもあり病院を変えた。N病院でなんとステロイド過多のため感作がおこり症状が悪化したと言われ、今度は脱感作療法をした。脱感作もあまりうまくいかず、今度は抗生物質も併用した(2年半くらい)。何種類かの抗生物質で一進一退を繰り返したが思うように良くはならず思案に暮れた。
そして、その時期アクセルの親が(同じく耳)通っていたM病院に行く。
まだ開院してから間もない病院でしたが 今までの経過を説明して今まで飲んだ抗生物質のカラや、つけていたタリピットのカラ(それらのカラ容器やシートは全部取って置いたーその量靴箱一杯分)を持参して相談した。
もう慢性化してグジュグジュの耳を見て・・タリピットなんかこんなに使うからや・・といったのを聞いて思い切って・・抗生物質をきり昔からある薬品でどうにかできないですか・・と相談した(すでに病院で使用している洗浄剤ではかなり痛がり、一部乾燥剤入りでは飛び上がったと伝える)。先生は洗浄剤を自分の耳につけてみて・・これは沁みるでしょう・・と。その時・・イソジン希釈液で洗ってみましょう・・と言うことになり通いました。本当に丁寧に洗浄してもらい 家でも同じイソジン希釈液で拭きました。その時点で検査(耳の中の細菌を採り どの抗生物質が効くのかを調べたらほとんどが耐性菌だった)の結果 アクセルに効く抗生物質はかろうじて1~2種位でした。今まで飲んでいたのはなんだたのでしょうか。

幸いにも経過もゆっくりですがじくじくもなくなり、抗生物質も止めた。でも2年ももたずまた徐徐にぶり返していき、しばらく止めていた抗生物質(検査効くであろうとでた)も飲んだ。4年も経とうとしていた時、先生から・・可愛そうだけどこれより良くならないかも・・と匙をなげられてしまいました。
私たちも通院が遠くて疲れていたこともあり、混んでいて待ち時間が長いと言われていた今のH病院に変えました。そして5年になります。

当時耳を傾けて歩いていたアクセルは今は落ち着いている。ここまでくるのは大変だった。初日H病院の院長に約束を守らないと私は見ませんと言われた。1-1ヶ月毎日通院する事。2-体重を10キロ減らす事(当時45キロ)。それは守りましたよ。アクセルのために。今は、今までの治療のためか聴力は全然ないけれど目はまだ見えるので、もっぱら手の動き(ダメ・マテ・コイ・フセ・等)で分かってくれる。
一時は48キロもあった体重も31キロになり、まだまだ食欲旺盛で毛艶もあり、優しく存在感のある犬です。

アクセルはとても我慢強い犬です。今までどんなにつらい治療にも吠えることも無く、暴れることも無く、耐えていました。どの病院でも感心されている。だからこそ私たちも頑張ることが出来たのだと思っています。


写真(左上)は会計を済ませる間早く帰りたくてドアの方を向いているアクセル
アクセルはパンツをはいているため外出の時はスカーフを^^


病院の日_c0136296_12252631.jpg

                     アクセル 

by axcel05 | 2007-09-27 00:42  

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